四国霊場八十八ヵ所巡礼の旅。その7 | 66番札所、雲辺寺へは迷わずロープウェイを使いました笑

四国霊場八十八ヶ所巡礼の旅 7

56番札所、泰山寺
57番札所、栄福寺

栄福寺にある逸話として、昭和8年、犬に引かせた箱車を足の悪い15歳のお遍路さんの少年が本堂でお参りをしていると犬に引っ張られて箱車ごと転倒。すると足が治っているのに気付き、その箱車を本堂に奉納し、そのまま犬と歩いて次のお遍路に向かうという話があり、それ以降は足腰のお寺としても信仰を集めています。その箱車は今も本堂の軒下に奉納されており、足腰の悪い方が、触れて帰ります。

私の母も足が悪いので、お守りを購入しました。昨年のネットニュースで見かけたのですが、「その箱車を押していたのは私です。」と名乗りでる電話が何年も前に、お寺にあったそうです。高知県の方らしく、今もご健在だと100歳ぐらいでしょうか。ネットで調べると、本名も出ていたので間違いない様です。
58番札所、仙遊寺
59番札所、国分寺
までまわって5日目は終わりました。
翌朝、6時に車中で目覚めます。車中泊は、毎日だと体が痛くなります。でも頑張りましょう、6日目の始まりです。
60番札所、横峰寺
横峰寺は山寺になり、そこまで行くのに、林道をうねうね1時間上がるのですが、この道は林道整備維持費として1450円(軽自動車)を払いました。林道入り口に、ゲートがあるのでそこで払います。私が行った時は、おばあちゃんが詰所に居て、丁寧に接してもらいました。
注意として、この道は冬季12月29日~2月末の間は通行止めになります。ただゲートは無料開放されているので自己責任の元、冬季も通行可能です。その期間外の積雪や凍結の場合も通行止めになる事がある様です。
車お遍路の場合、…59番→60番→61番→62番→63番…と順路でまわるのが普通ですが、59番→60番までの間に61番62番63番が近接している地域があり、その近くを素通りしてから林道に行くことになります。林道を上がって下がって、来た道をまた戻って…となるので、もし順番にこだわりがないのであれば、先に61番62番63番を参ってから60番に行くのも1つの提案です。私は、それを1度目のお遍路で効率よく済ませたのに今回はすっかり忘れていて、丁寧に、順にまわりました。やはり多少時間は掛かったと思います。
61番札所、香園寺

このお寺は近代建築のお寺で一見すると、しゃれた美術館の様な大きな建造物です。まず寺院には見えません。階段で2階にあがり、中に入ると本堂。とても静かな広々とした空間が広がります。あいにく団体お遍路さんでいっぱいだったので、1階の外にもお堂があるので、そこでお参りを済ませました。
62番札所、宝寿寺
実は、このお寺は2017年に四国霊場八十八ヶ所から「脱退」しました。ただただ驚きです。裁判沙汰にもなった様で、正式に脱退しました。お遍路さんに対する住職の粗暴や、お昼休憩だからと納経帳を書いてもらえない等と人手不足が原因らとされ、ニュースや雑誌で報道され、八十八ヶ所霊場会のほうから、脱退してくれと言われた様です。なので宝寿寺に参っても、もう四国八十八ヶ所霊場とは無関係なので、納経帳に書いてもらえない恐れがあるらしいです。もちろん参る事に徳はあるとは思うので、行くなとは言いません。私は行きませんでしたが。
ただ、その救済処置として、先程の61番札所、香園寺の第2駐車場にプレハブ小屋が建ち、そこで参る事になります。香園寺の納経所で「次のお寺の事情はご存知ですか?」と聞かれ、案内してくれます。ちなみに私はこの脱退事情は前もって知っていたので、どう対処するのか気になっていました。そのプレハブ小屋は10帖ほどの部屋で入り口の前に、ろうそく台と線香台、中にはまっさらの仏様、納経所となる長机とスタッフの方2人がパイプ椅子に座っており、エアコン完備。狭い部屋に全てが凝縮されています。そのスタッフの方々の隣で仏様にお経をあげる私が1人。一連の作法を見られてる様で、あるいは試験を受けている様で1人ぼっちは、なかなかの緊張感です。納経帳に書いてもらう時は、ご丁寧にしてもらい、話を聞くとスタッフの方々もこの脱退に迷惑している様でした。ちなみに、このプレハブ小屋はお寺ではないので「礼拝所」となります。

62番札所、礼拝所
63番札所、吉祥寺
64番札所、前神寺
次の65番札所まで50km弱あるので、松山自動車道を使います。50分程です。
途中、サービスエリアで早めのお昼ご飯。
川之江ICを降りてから比較的近く、山を車で上がれば
65番札所、三角寺
ここまでが愛媛県のお寺になります。1時間弱の移動をして次のお寺です。
66番札所、雲辺寺

香川県にはいります。山寺なのですがロープウェイがあり、助かります。


ロープウェイの往復料金が大人2060円、高校生1500円、小学生1000円
小学生以下、乗車券1枚に付き1人無料となり、運行は20分間隔です。
ロープウェイを使わない別ルートもあり山腹まで車で行き駐車、そこから雲辺寺まで山道を歩いて2~3kmというのもあります。私は迷わずロープウェイにしました。もうお疲れです。山頂駅に着くとスキー場があります。四国にもスキー場がいくつかあるのです。「スノーパーク雲辺寺」はお寺と併設してあり冬のロープウェイは、お遍路さんとスキー客が入り交じり、不思議な光景らしいです。そして山頂駅付近は、香川県と徳島県の県境の直上に位置し参道にも「香川←|→徳島」とラインが引いてあるので、県境を飛び越えたり、またいだり、行ったり来たりしてください。